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新聞記事 「和楽器を弾いてみよう」

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数日前の新聞で、学校における邦楽教育についての記事が掲載されていました。2002年から、中学校での邦楽器演奏が必須になったことや、小学校での邦楽教育の実践例など、それなりの取材がされており、多少なりとも邦楽に携わっている者としては、心強く思った次第です。

それはいいのですが、掲載されている写真やイラストで、ちょっと?と思われる点が、いくつかありました。

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まずは、尺八のイラスト。よく見ると、両手とも人指し指と中指で手穴を押さえています。尺八吹きのはしくれとして、とても気になりました。

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次は三絃のイラスト。左手の指が親指以外、全部棹にかかっています。ギターやヴァイオリンだって、このようには押さえていないと思います。なまじ指を全部律儀に描こうとしたから、このようになったのでしょうか。前の尺八の例でも言えることですが、いっそドラえもんの手みたいにしておけば、このようなつまらぬ突っ込みを受けなくて済んだかも知れません。

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もう一つは、箏を弾いているところの写真。ここに写っているのは十七弦です。箏に違いはないのですが、説明欄に「絃は13本」と書かれていますから、ここはオーソドックスな箏の写真を載せるべきではないかと思います。カメラマンは、おそらくそこまで気がつかなかったのでしょう。


なんだか重箱の隅を、爪楊枝でつついているような些細なあら探しにも思えますが、ちょっと気になりました。小学生・中学生に教える以上に、新聞記者やカメラマン、イラストレーターに教えることも必要だったのではないか、なんて思ってしまいますし、誰か邦楽器のわかる人にチェックしてもらえば良かったのに、とも思ったりします。
邦楽ジャーナル誌にかつて「こ、これは?」と言うコラムがあったように、この新聞ばかりでなく、身の回りを見渡せば、間違えて描かれている邦楽器の例は、案外多いかも知れませんね。

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勉強会が終わると……

杉並竹友会の合奏勉強会が終わって1週間経ちましたが、気がついたらその翌日にお礼吹きをしただけで、その後はほとんど練習していません。仕事が伸びて帰宅が遅い日が続いたのも多少響いていますが、そろそろネジを巻き直す時期に来ています。
8月7日には、ちょっとご縁がある神社の月遅れの七夕祭りで、演奏することになっています。また月末には、宗家の道場で、合奏勉強会があります。これらに向けて、そろそろ練習しなければ………
とは言うものの、明日は久々の土曜出勤で、夕刻からは大学の尺八サークルOB会の暑気払い。

いつになったら、練習するのだろうか???

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杉並竹友会合奏勉強会(7月18日)

杉並区在住の竹友が主宰する勉強会で、東高円寺の「セシオン杉並」和室で行われました。絃方に白秋会の山崎扇秋先生はじめ3名をお迎えしての勉強会で、11名の尺八吹きが日頃の稽古の成果を披露しました。白秋会とは、1週間前の浴衣会で合奏していますが、その時は連管でしたので、いくらか気は楽でしたが、今回は単管、おのずと気合いの入れ方は違います。
私は8番目で「新娘道成寺」。川瀬白秋先生のいわば十八番で、この度養女となった川瀬露秋先生の三絃、箏は白秋先生の愛弟子である大坪正秋先生という、願ってもない組み合わせです。
ここのところ、中性脂肪対策で「尺八より運動」の生活が続いていましたが、さすがに今週は少しは家で練習しました。その結果、本番では色々間違え、聴いている人にとっては聴き苦しいところがあったと思いますが、私としては気持ちよく吹けました。これは、絃方がしっかり演奏してくれたことが大きいと思います。細かいミスは今更言ってどうなることでもありませんが、ある意味自分的には納得のいく演奏だったと思います。
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遠音会・白秋会共催のゆかた会

梅雨という季節、鬱陶しいと感じる方は多いと思います。このおかげで夏の水が確保され、またおいしい米が食べられる、と言うことが頭ではわかっていても、食べ物に黴が生えたり、洗濯物がなかなか乾かなかったりすると、「早く明けないかなぁ」と思ってしまうのは、私だけではないと思います。明けたら明けたで暑い夏になるのですが、こんな季節はクールビズ。日本の伝統的なクールビズと言えば、「浴衣」をおいて、他には無いでしょう。
と言うわけで前置きがだいぶ長くなりましたが、この季節恒例のゆかた会が、7月12日(日)、東京四ッ谷の「紫山会館」に於いて、川瀬庸輔先生をお招きして開催され、遠音会からは40人余りの竹友が参加しました。演奏は全員合奏の「六段の調」に始まり、全13曲(うち5曲は2回演奏)が次々に演奏されました。「ゆかた会」と言うだけあって、参加者は原則として浴衣着用で演奏します。そのせいか、緊張感は変わらないものの、会場には普段の演奏会や勉強会とはまた違った雰囲気が流れます。
演奏終了後、免状授与式が行われ、今回中伝に昇格した会員に、庸輔先生から免状が手渡されました。本人の「カタツムリのようなゆっくりした足取りですが、少しずつでも前進するよう努力します」と言う挨拶に、大きな拍手がわき起こりました。
懇親会は、北畠頌輔師の乾杯の音頭で始まり、毎度のごとく尺八・邦楽談義やその他の話題で盛り上がりました。また今回入会した会員も紹介されました。実は私の大学の同好会の1年先輩で、長らく竹から離れていましたが、宗家の古希記念演奏会を機に再び竹を手にするようになり、今回の入会となりました。個人的にも嬉しいことです。初心者歓迎ももちろんですが、このように「昔とった杵柄」組に入会していただくのも、他の会員の良い刺激になると思います。
今年は、11月27日に二代目宗家の三十三回忌追善演奏会が予定されています。この演奏会を盛り上げるためにも、お膝元の遠音会や東京支部の協力が欠かせませんが、既にゆかた会でその気運が盛り上がっているように感じました。

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東儀秀樹コンサート(7月11日)

隣町あきる野市にある「きららホール」主催の演奏会です。東儀氏の演奏会は、2年前に山形で聴いたことがありますが、このときはBAOと言う中国楽器のグループとの演奏でした。今回は東儀氏の独演会で、前半は古典風、後半は現代風の曲と言うプログラムです。
まず狩衣に烏帽子姿の東儀氏が客席後方の出入り口より、笙を吹きながら現れ、ゆっくりとステージに進みました。通路に近い席の、特に女性客にとっては、思いもかけぬ幸運だったと思います。
続いて篳篥・龍笛と楽器を持ち替え、トークを交えながらステージは進み、東儀氏の演奏の音源に合わせての舞で、前半は締めくくられました、前半の曲は古典的な、いかにも雅楽らしい曲でしたが、全て東儀氏のオリジナルだそうです。
後半は打って変わって現代的な曲が続きました。日本酒やガムのCMに使われているなじみの曲や、オペラのアリアの編曲、また雅楽器ばかりでなく、東儀氏自身が弾くピアノ演奏まであり、楽しいステージが続きました。
プログラム最後の曲が終わり、鳴り止まぬ拍手に答えて再登場した東儀氏、ピアノの前に座って歌い出したのはなんと「Imagine」。これで終わるのはさすがに雅楽師としてのプライドが許さない、と言うことで、引き続き篳篥によるオリジナル曲で、フィナーレとなりました。
雅楽器に始まり、舞・ピアノ、歌までこなす東儀氏の多才ぶりが、遺憾なく発揮された演奏会でした。ただ、演奏の合間の自身のトークで、あくまでも古典・伝統を基本として尊重している、と言っていたように、古典をしっかり身につけた上での多才さであろうと思います。経歴も才能も我々とは比較の対象にもなりませんが、芸に向き合う姿勢くらいは、見習わなければならないと感じた演奏会でした。

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何より健康第一

最近運動不足気味であることを痛感するようになりました。遠距離通勤のため、もともと自由時間は少ないのですが、その少ない時間の中から少しでも尺八を吹く時間を捻出すると、あとは食って寝るだけ。そのせいか、健康診断の数値も、この1年でメタボの道をまっしぐら。これではいかんと思い、今月初め頃から、尺八吹く時間を削ってでも運動するようになりました。運動と言っても、軽いウォーキングとか、妻の薦める自彊術程度です。尺八は週末にまとめて吹くようにします。
このしょうもないブログを書く時間があるではないか、とおっしゃる向きがあるかもしれませんが、これはもともと、通勤時間中にスマートフォンで書いたものをパソコンに転送してアップしたものがほとんどです。夕食後30分位は尺八も吹けないので(しゃっくりが出ます)この時間にメールチェックとネットサーフィンというのがいつものパターンです。
尺八を吹く時間が減るのはちょっと辛いのですが、健康を損ねては元も子もないので、ここはじっと我慢の子でしょうか。できるだけ有効に時間を使いたいものですね。

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