白秋会箏曲研修会(10月25日)
10月25日、茅場町の証券ホールで行われた白秋会箏曲研修会、全40曲、延々10時間の長丁場でした。報告記事はこちらにあります。
私の出番は5番目の「新松尽」と37番目の「融」ですが、1番目の尺八有志による本曲「下がり葉」にも、音出しを兼ねて参加しました。出番の間が8時間ほどあるので、「新松尽」が終わったところで、一旦着物を着替えて、客席で鑑賞(居眠りとも言ふ)していましたが、報告記事にも書いたように、胡弓の演奏が比較的多いので、長丁場にも関わらず、変化が楽しめました。
熱演が続きましたが、やはり本番となると緊張するのでしょうか、1週間前の下合わせでは上手く出来たのに、舞台での出来は今一つ、と言う演奏もありましたし、反対に下合わせではうまくいかなかったのに本番ではよくできた、と言う演奏もありました。レベルは色々ですが、なにしろ「研修会」ですから、これが上達の足がかりになればよろしいかと思います……などと、他人事のように言っておりますが、さて、自分の演奏はどうだったかというと、……
「新松尽」は4人で吹きました。後唄の入りでタイミングが合わず、乱れたのが心残りです。
そして「融」。「夫婦だから」という計らいで、このような身分不相応な曲に挑戦させていただきましたが、演奏順は最後から4番目。しかも前後は北畠頌輔師と宗家順輔先生。結びの一番の前に幕下(前相撲かもしれない)の取り組みがあるようなものですが、このような位置で吹けることに感謝しつつ、舞台に臨みました。
結果、自分としてはある程度納得できる演奏でした。録音を聴き返すと、息の漏れる音がさほど気にならなかったのも収穫でした。幕が上がる前に、以前ここにも書いたおまじないを唱えましたが、このおまじないの効果も、少しはあったかも知れません。
おまじないと言えば、この演奏会で、妻の門人が「秋の曲」を演奏しました。下合わせの出来はさんざんでしたが、一人一人に「コアラのマーチ」を配ったおかげで、誰一人として落ちることなく演奏を終えることができました。元々受験生が「落ちないように」と縁起を担いで買うことが多いのですが、受験の効果はともかく、演奏に関しては効果絶大と言ったところでしょうか。
次は11月8日、青梅三曲連盟の演奏会が控えていますが、その前日には遠音会の合奏勉強会もあり、まだまだ稽古に気が抜けない状態が続きます。
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